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靴のデザインによってフォーマル度が異なる

次にあげる靴たちですが、実はそれぞれのデザインによってふさわしい場面が違ってきます。靴のデザインによってフォーマル度が異なり、場面によってふさわしい靴を履き分けることができれば、あなたの外見のレベルも相当アップします。見ている人は見ているものですよ!(1)ストレートチップ。つま先に1本の切り替え線が入ったタイプの靴です。飾りがなく、靴糾を締める部分が内側に縫い付けられている(内羽根式)ものはよりフォーマル度が高くなります。結婚式など、冠婚葬祭の場面ではこの靴を選ぶべきです。(2)プレーントウ。つま先に飾りのないシンプルなタイプ。フォーマルな場面でも対応可能です。(3)ウイングチップ。つま先にW字型の切り替えがあり、多数の飾り穴がつけられたタイプの靴です。この飾り穴は「メダリオン」といい、もともとは通気性や水切りをよくするためのデザインです。(4)モンクストラップ。モンクは修道士の意味で、彼らの靴から考案されたといわれるバックル式の靴です。(5)Uチップ。つま先にUの字型の切り替えが入ったタイプです。ビジネスカジュアルにも向いています。

サングラスは大人の女の自信を演出する

サングラスの似合う友人がいる。顔が小さく細面だからだと思うが、決してそれだけではない。彼女のように人に媚びることなく、しっかりと自分を持っている人、その姿勢がサングラスを似合うものにしているような気がする。逆のこともいえる。サングラスが似合うと、堂々とした自信あふれる人に見えてしまうのだ。しっかとサングラスをかけた人に見つめられると(見られているのだがよく分からないが)、こちらのほうがドギマギしてしまったりする。サングラスというのは、たかが目を隠す小さなアクセサリーでしかないのに不思議。人の目の動き、生きた視線を遮ることにより相手に与える不安感が魅力となって、独特の雰囲気を作り出す。唇が倍に雄弁になるのも面白い。この人の唇ってこんなだったのね。彼女の唇ってかっこいい、というふうにアピールされてくるのもサングラスの特徴だ。「目も紫外線に気を付けなければいけないのですって」「目の辺りに隈ができちゃって」「ものもらいができたのよ」「視力が弱くて夏はサングラスが欠かせないのよ」といった様々な理由を挙げる人も、サングラス愛好家の中にはいるはず。サングラスの形も実にいろいろ。かっちりとスーツや外着に似合うもの、リゾート地などでラフに楽しむもの、おしゃれのポイントにするサングラス、今年は一つ購入したい。これも帽子と一緒で慣れることが、それと一体化するコツだと思う。そういえば近眼用の眼鏡を買わねば、と思っているところに遠視も並行して追いかけてきた。一体どんな眼鏡を買えばいいのよ、とずっと放ってある毎日である。

フロックコートに代わってモーニング・コートが昼間の正礼装に

フロックコートに代わってモーニング・コートが昼間の正礼装となっていく時期であるが、まだまだいかめしく堅苦しい空気がドレスーコードを支配していた時代である。そういう空気のなか、ラウンジ・スーツはカジュアル度でいえば、現代のTシャツとジーンズに相当するほどだった、と言っても過言ではないかもしれない。これを新鮮で大胆な正装として、堂々と公の場に着ていきはじめたのが、おしゃれで反抗的な、特権意識にあふれる都会のお坊っちゃまたち。いつの世にもファッションーリーダーとなるのは、このタイプの男たちである。あのカントリー・ジェントルマンの無頓着さや、マカロニの卑俗さを「かっこいいではないか!」と見た、あのメンタリティと同じものだったのである。ラウンジ・スーツの無頓着で構えない雰囲気、下層階級の一張羅であるという俗っぽさ、そういうアンチ・ファッショナブルな、というかノン・ファッショナブルなムードをこそ「クール」と見るあの心理的メカニズムである。