朝一番で現場に着くと「今日は予定どおりの作業をしているかな。」と現場を見渡す。そこで、「打合せどおりやってるな。」と安心している現場マンはいないだろうか。前日の打合せで今日の作業予定が決まる。すると、工期を守るためには日頃の作業が予定どおり行なわれなければならない。したがって、工程どおりの仕事をしているかどうかを確認することが自分の役目と思い込んでしまう。この傾向は主に若手現場マンに見られる。これは大きな間違いである。
(参考)
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ではどこが間違いなのか。それは、自分の役目と思い込んでしまうところである「工期を守るために工程に基づいて現場状況をチェックする。」という仕事は、発注者側の監督者の役目である。工程表と進捗率、そして現場状況を把握するだけなら現場マンの実力発揮の場がないに等しい。現場は常に不確定要素、不安要素と背中合わせで進められている。極端な言い方をすれば、一秒先何が起こるかわからないのである。刻々と変化する現場をうまく舵取りしてこそ、現場マンの役目なのである。労務不足、資材価格の変動など現場を取り巻く環境は厳しい。当初の工程どおりに現場が進むことはほとんどないといえる。現場状況から事の重要性をつかみ、どう解決、運営していくか。そのために何をどう調べるのか。どう早目に手を打つべきなのか。このことを常に考えつづける現場マンでなくてはならない。