消費者金融連絡会では「3件規制」をルールとして決めており、これが。一応の目安となっている。「3件規制」とは「他社利用3件以内」とする自主規制のひとつで、すでに3社から借入を行っている人が新たな借入を申し込んできた場合、審査の上融資することは可能だが、4社から借入している人であれば融資はしないとする。紳士協定だ。しかし、何をもって「3件」であるかの基準は非常に曖昧である。先にも記したように、利用者各人の経済状況や返済能力等に依存するところが大きいので、同じ会社の利用者がみな一律で「3件」というわけではない。だいいち「以内」という言葉が付いている以上、1社で止めても2社で止めても「以内」なわけだ。それを前提に「以内」をことさら重視した対応を取られると、この規制自体が「有名無実化」してしまいかねない。実際、同連絡会を形成する各社が全社「3件」かといえば、それもさにあらずだ。この規制は一見すると「多重債務問題に向き合った、健全な利用を促している」ように見えるが、結局、大手は「オイシイところしか取らない」という意思表示とも取れる。
都市銀行の統廃合が進み、いわゆるメガバンクが誕生した。そのなかには、「三菱東京UFJ銀行」のように合併前の銀行名を三つ連ねただけの行名もあり、あまり親しみやすいとはいえないという批判の声も聞かれた。親しみやすさの問題は置いておくとして、実用的な面でも混乱は生じている。たとえば、長い新行名は振込用紙に名前を書くのに一苦労する。また、合併が繰り返されるたびに通帳を新しくしたり、キャッシュカードを新しいものと交換してもらったりという面倒もある。利用客にこうした不便が生じたのは、国の金融政策が銀行業界だけを向いていた結果といえるが、業界内にも不都合は生じている。それが、新しく誕生した銀行内での出身行別の派閥の誕生だ。
チリも積もれば「今のような超低金利時代は長くは続かず、やがて以前のような3〜5%程度の常識的な(正常な)金利時代がやってくる。それまでは資産運用は諦めて、貸金庫を借りたつもりで、大手銀行の定期預金か普通預金に入れておこう」「雀の涙、蚤の涙のようなわずかな金利差に目くじらを立てて、預金を預け替えるのは面倒だ。コンマ以下の金利ではどうせ大差はない」こう考えて、資産の大半を大手銀行の定期預金や普通預金に預けている人は少なくないようです。実は、私も一時そのように考えていた時期があります。しかし、日本がこの超低金利を抜け出すには、相当な年月がかかると判断してからは、少しでも金利の高い定期預金を選んで、運用するように心がけています。定期預金や普通預金を選ぶ場合には、少しでも金利が高く、外貨預金や外貨MMF(外貨建てMMF)を選ぶ場合には、為替手数料が少しでも安くて、金利は高め、振込手数料やATM利用料はできるだけ安く、そんな観点で銀行を探せば、行き着く先はネット銀行しかありません。